【ニュースリリース】 04/12/22

“ITの教育・指導に悩む先生”に朗報!
教育者の情報モラルをセルフチェックできる
NETスキルチェック(R)「教育者のための情報モラル」
12月24発売

〜社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)<著/監修>による最新の事例に即したスキルチェックで、教育者の「情報モラル」を短時間で客観的に把握・学習することが可能に〜

 
【本文】
■eラーニング・スキル診断インテグレーター & 教育サービス会社のネクストエデュケーションシンク(本社:東京都文京区 代表取締役:斉藤実 TEL:03-5842-5148)※は、高度情報化時代における教育者の「情報モラル」をセルフチェックすることができるNETスキルチェック(R)「教育者のための情報モラル」サービスを12月24日に開始する。 「情報モラル」とは、「情報社会で適切な活動を行うための基礎となる思想と態度」のこと。近年の急速な情報化の進展にともない、とくに学校現場の先生や子どもたちに「情報モラル」の習得が急がれているのを受けて開発した。設問は、この分野で精力的な活動を行っている社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)<著/監修>※が、最新の事例に即して独自に作成。授業における著作物やインターネット上の情報の取り扱い方や、児童、生徒のプライバシー保護、電子掲示板を利用するときのマナー、出会い系サイトの危険性、携帯電話の適切な使い方などの設問が並び、教育者が現在有す「情報モラル」をより客観的にセルフチェックすることができる。「情報モラル」の診断から弱点部分の把握、無駄のない効率的な学習プランの支援、児童・生徒指導のための情報モラル教育設計、eラーニング導入ツールとしての活用を目指す。価格は、スキルチェック+問題の解答解説付が\3,990円(税込)(スキルチェックのみのサービスも有)。
【診断分野】 情報モラル全般/著作権一般/学校現場と著作権/特許権その他産業財産権/プライバシー/コンピュータセキュリティ/情報リテラシー/マナー&ルール/表現と情報モラル/情報モラル度

■NETスキルチェック(R)「教育者のための情報モラル」は、インターネット上で24時間いつでもどこでも受験することのできるオンライン型テスト。テスト内容は、教育現場における著作物の使用方法や、架空請求書に対しての相談など、実際に児童・生徒から質問されそうな具体的な問題を数多く含んでいる。これらは「情報モラル全般」「著作権一般」「学校現場と著作権」「特許権その他産業財産権」「プライバシー」「コンピュータセキュリティ」「情報リテラシー」「マナー&ルール」「表現と情報モラル」「情報モラル度」という10の専門分野に分かれており、実際のスキル診断の際には、それぞれのカテゴリーから計50問がランダムに出題され、短時間(45分)で本格的なセルフチェックを行うことができる。この仕組みによって、複数回の受験における診断の信頼性も確保している(スキル診断は、その際の成績が受験者ごとに記録され、NET-SCMS(スキルチェックマネジメントシステム)(オプション)を利用することで、前回の結果と比較することもできる)。
テスト終了後には、その成績が(上記10カテゴリーで構成される)レーダーチャートで視覚的に表示され、カバーすべき分野がどこであるかを一目で把握することができる。また、「総合評価」や「分野ごとの評価」がコメントで表示され、今後の「情報モラル」習得の指針として利用することができる。
さらに、不足しているスキルを補うための推奨研修やeラーニングコース、書籍などをネクストエデュケーションシンクが独自に案内。ここで表示されるコースなどを利用することで、より効率的な学習が可能となり、望ましいレベルにスピーディーに到達することができる。
また、問題の解答解説付を利用すれば、差し当たり必要な知識をピンポイントで習得することができ、教育現場ですぐ応用することもできる。また、児童・生徒や関係者に説明をする際にもたいへん参考となる情報であり、多忙を極める教育者にはこちらの使用を推奨したい。

■なお、学校や各種教育団体の情報モラル担当者(管理者)は、実施したスキル診断結果から、自分の組織全体が、現在どのようなスキルをもっているかを把握することができる。さらに診断結果分析管理機能、診断報告サービス(ともに有料オプション)を活用することで、部署ごとの結果表示やヒストグラムによる分野別のばらつきなどを把握し、今後の教育および人員計画の指針とすることも可能。このシステムは自己申告などの記入者の基準によって変動する指針を利用するものではなく、知識・実務スキルを客観テストで判定した結果を数値化して取得・表示するものであるため、より信頼性が高いといえる。さらに、CSVファイルの出力でも可能なため、すでに導入済みのLMSなどにインポートして利用するなど、いろいろな活用方法を考えることができる。

 
【参考資料1.ネクストエデュケーションシンクについて】

ネクストエデュケーションシンク(http://www.nextet.net)は、eラーニング・eスキル診断専門の教育サービス会社として、広くIT系からビジネス系まで国内最大のコース取り扱い数(約2,000コース)を有し、顧客企業の目的に合わせた企業研修ポータルサイト「ネクストパックe」構築サービスを行っています。
また、通算4万人以上を診断し全国平均と自社企業とのスキル比較ができる定評の実務スキル客観テスト診断「NETスキルチェック(TM)」シリーズ、「ITSSレベルチェッカー(TM)」の提供、企業戦略に合わせたASP型オリジナルスキル診断、eラーニングの受託開発、客観的・多角的診断による企業人材採用支援ソリューション「NEXTくん」、組織診断、教育効果測定、人材派遣業採用実績No1のスキル診断「Office Do(TM)」などで実績を上げています。
ほか、人材開発・教育戦略Webマガジン「eラーニングマガジン」(月25万PV)、会員制・企業教育情報メールマガジン「NET通信」(5000部)を発行し、eラーニング新規事業開発のコンサルテーションから、教育ポータル事業の設立運営までトータルでお手伝いすることができる国内有数の専門会社としても実績を持ちます。

名称: 株式会社ネクストエデュケーションシンク
代表取締役: 斉藤 実 (さいとう みのる)
設立:  平成11年10月
資本金:  2,000万円
本社:  東京都文京区本郷4−8−13 5TSKビル401
tel: 03-5842-5148
fax: 03-5842-5147

参加団体: ITSSユーザー協会/日本イーラーニングコンソシアム/
日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)/日本テスト学会/
パーソナルソフトウエア著作権協会(ACCS)/ALICなど。

関連URL:(ホームページ) 
     http://www.nextet.net
・Webマガジン「eラーニングマガジン」発行
     http://www.nextet.net/e-learning/
・NETオンラインテストセンター
     http://www.nextet.net/testcenter/index.html

【参考資料2 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)について】
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
 英語表記 :Association of Copyright for Computer Software
 中国語表記:日本電子計算機軟件著作権協会

 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会は、コンピュータソフトウェアをはじめとするデジタル著作物の著作権者の権利を保護するとともに、著作権の普及活動を行い、コンピュータ社会における文化の発展に寄与することを目的として1985年に設立された文部科学省・文化庁許可の社団法人です。
 著作権及び情報モラルの普及のため、セミナー・出版等の広報活動の他、教育機関、企業等での講習会等に講師派遣を行っています。

・コピー禁止マーク
 当協会のシンボルマークである「コピー禁止マーク」は、違法コピーの禁止を含め、デジタル著作物の権利保護をうたう意志表示として、会員会社の商品、マニュアル、宣伝広告や当協会のチラシ、ポスター、意見広告や当協会の意見広告等の広報啓発活動に使用されています。
・デジタル情報保護技術(DIPT)マーク
コンテンツ保護に利用されるコピープロテクトなどの技術的保護手段を総称して「デジタル情報保護技術」と呼び、これらの技術についての社会的認知の向上や、消費者に安心感を与えることを目的に、ACCS会員でこの技術を持つ会社にライセンスしています。

・所在地
住所 〒112-0012 東京都文京区大塚5-40-18 友成フォーサイトビル5F
TEL 03-5976-5175
FAX 03-5976-5177

・沿革
 1985年10月 社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会の理事会において設立。名称を「ソフトウェア法的保護監視機構」とする
 1990年 7月 社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会より独立
 1990年 9月 名称を「コンピュータソフトウェア著作権協会」に変更。「ソフトウェア法的保護監視機構」はその下部団体として残す
 1991年 9月 文部省の許可を得て「社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会」となる

・理事長 辻本 憲三((株)カプコン代表取締役社長)

・会員数(2004年11月25日現在) 299社

・主な活動
調査研究事業・・・委員会活動、デジタル・ネットワーク化への取り組み、調査研究の受託、ソフトウェア管理の研究
相談受付事業・・・著作権ホットラインの設置、ASKACCSの運営、情報提供窓口の設置
普及啓発事業・・・違法コピー禁止マークの普及、出張事業の実施、講師派遣、リーフレットの作成・配布
情報提供事業・・・知的財産権セミナーの開催、ACCSホームページの運営、著作権関連書籍 の発行、会報の発行
その他事業・・・官公庁への意見書提出、著作権侵害への対応支援、内外関連機関との交流

 
【推薦文】

情報モラルスキルチェックの発売によせて

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
専務理事・事務局長 久保田 裕

 近年の情報化の進展は、学校現場のみならず、家庭や社会のありかたを日々変化させています。例えば、携帯電話の着信メロディーのダウンロードが日常的におこなわれていますが、このような電子商取引を行うためには、契約社会のルールを知っておく必要があります。
 一方、学校現場に目を向けると、児童・生徒がインターネットや携帯電話にからむトラブルに巻き込まれる事件が頻発しています。また、学校の授業でコンピュータやインターネットを利用する場合には、自ら作品を創作する一方で、他人の作品や肖像などを加工、改変することを伴います。したがって、先生方が情報の取り扱いのルールを知らないと、著作権侵害などのトラブルを起こしてしまいかねません。
 情報を適切に利用し、このようなトラブルを避けるためには、著作権法などの法制度の整備、コピー防止技術や課金技術等の技術面での整備、そして、私たち一人ひとりが情報社会の変化に対応し、適切な行動を取るための「情報モラル教育」が求められています。
 しかし、情報モラル教育の必要性を理解されている先生は多いものの、実際に指導をされるのは一部のコンピュータに詳しい先生に限られ、多くの先生は必要な知識や問題の所在についての理解が不足しており、「どこから手を付ければよいのか分からない」と迷われているのが現状です。

 情報モラルとは、情報社会で適切な活動を行うための基礎となる思想と態度を総称するもので、問題となる範囲も、著作権など知的財産権にかかわる問題、プライバシー・個人情報保護にかかわる問題、コンピュータセキュリティにかかわる問題、情報リテラシーに関する問題、ネットワーク上でのルールやマナーの問題と多岐にわたります。

 そこで、本スキルチェックは、授業でコンピュータを使用される先生はもちろんのこと、すべての先生方のために、教育者として知らなければならない情報モラルを、著作権やプライバシーなど、10のカテゴリーに分けてチェックできるようになっています。出題される問題は、単なる知識問題だけではなく、教育現場で陥りがちな具体例や社会で問題となっている事例を豊富に盛り込みました。また、全問題には分かりやすい解説も用意しており、自分の苦手な分野について知識の整理をはかることができます。
 本スキルチェックを有効に活用していただき、「情報社会の変化に対応する力」である情報モラルマインドを是非身につけていただければ幸いです。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社ネクストエデュケーションシンク
マーケティングビジネス部 山端、戸田
E-Mail:info@nextet.net
TEL:03-5842-5148 FAX:03-5842-5147