株式会社シマンテックと株式会社NTT-Xは7月30日、情報セキュリティ教育分野におけるEラーニング事業を共同展開していくことで合意したと発表した。

　今回の提携に基づき両社は、シマンテックの日本語対応ESLをNTT-XのEラーニングサービス「イーキューブ・ラーニング」と組み合わせ、「Enterprise Security Literacy（以下ESL）」として、8月8日よりEラーニング形式で提供開始する。
　ESLは、企業・団体における従業員のセキュリティリテラシー向上を目的に開発された、Eラーニング向け情報セキュリティ教材の日本語版。情報の取扱い、物理的なセキュリティの基本知識など、セキュリティ確保に関するもので、BS7799やISMS適合性評価制度にて要求される、従業員のセキュリティ教育に適した内容となっている。同サービスの提供形態はイントラネット型とASP型の2通り。

　今回の提携において、シマンテックは日本語版ESLのコンテンツの作成・管理を担当し、NTT-XはEラーニングプラットフォームの国際標準規格である「SCORM」の対応化とASP方式でのサービス提供を行う。

NTT-X　http://www.nttx.co.jp/
シマンテック　http://www.symantec.com/region/jp/