本無料説明会は2部構成になっています。第1部では、導入ガイダンスとしてITSSV3・新情報処理試験制度の最新 動向とIT人材に必須なヒューマンスキルの可視化についてご案内いたします。第2部ではタイトルとなっている超 上流工程のスキル・考え方を理解し、RFPのモレをなくす「失敗しない要求定義研修」(2日間研修)のエッセン スを1時間半でご体験いただきます。 
「失敗しない要求定義研修」の位置づけ
  近年、ソフトウェアが顧客ビジネス(金融商品など)を実現するようになり、システムの構築なしには顧客の事業計画その ものが成立しない状況となっています。  しかし、ユーザー(顧客側)は具体的な要求をまとめることが出来ず、RFP作成の多く部分をベンダーに依存しています。さ らに仕様を決定しないまま発注したり、RFP を提示せずに発注するケースすらおこっています。※注  そのため、品質問題、納期遅延、コスト超過、手戻りなどが発生し、赤字プロジェクトが後を絶たない状況です。  一方、要求定義が正しく実施できると 品質の向上、期限内の納品、赤字の解消などが期待できます。また、ユーザーの気 付かない新たなビジネスチャンスが明確になれば、顧客の売上向上の可能性まで期待でき、飛躍的な顧客満足の向上につなが ります。
本研修では、要求定義に必要な以下のスキル・考え方をワークショップを通じてご体験・ご理解頂きます。
   
1. 顧客のビジネス上の問題点・課題を明確にし、RFPの不備を補足する。   
ー顧客ビジネスのSWOT分析からCSFを導き、超上流のビジネスニーズを明確にする。
2. ユーザー要求を明確にする。
ーファシリテーション、インタビュースキルが必須。特に、課題から真のニーズを明確にするスキルが必要。
3. 聞き出したユーザー要求に優先順位をつける。
4. 要求を、曖昧さを排除した「要求記述書」に記述する。
■「失敗しない要求定義研修」コース開発の背景のより詳しい説明はこちら

日  時: 2008年4月23日(水) 
18:10〜20:45(受付開始 18:00)
 <プログラム>
  受付開始   18:00
会  場: 中小企業振興公社 第3会議室(秋葉原)   第一部    18:10〜18:45 (35分) 
    株式会社 ネクストエデュケーションシンク
     代表取締役社長 斉藤 実
     (ITSS認定コンサルタント)
対  象: ユーザー企業・IT企業の超上流工程のスキル・考え方を身につけ、 正しいRFPを作成したい人事・教育研修担当、開発マネージャー向け
主  催: 株式会社ネクストエデュケーションシンク
参加費: 無料(定員20名)
※同業者の方はご遠慮ください。
  第二部    18:55〜20:45 (110分)
    有限会社KBマネジメント
     代表取締役社長 清水 千博
     (ITSS認定コンサルタント)
お問い合わせ: 株式会社ネクストエデュケーションシンク
TEL:03-5842-5148 FAX:03-5842-5147
E-mail:info@nextet.net
 お申し込み先: 満席の為、お申込みを終了いたしました。  

時間
  講師
  テーマ
<第一部>
1
8:10〜18:45
株式会社ネクストエデュケーションシンク

代表取締役社長  斉藤 実
<導入ガイダンス>
「ITSSV3・新情報処理試験制度の最新動向とIT人材に必須なヒューマンスキルの可視化」


2008年3月末に発表されるITSSV3と新情報処理試験制度の最新動向を報告します。また情報システムユーザー企業や、IT企業でIT人材の技術スキル以前に最も必要と言われるヒューマンス キル、人間力の可視化、ストレス度把握の重要性を解説します。
<第二部>
18:55〜20:45
講師:有限会社KBマネジメント

代表取締役社長 清水 千博
<体験研修>
「失敗しない要求定義研修」のご紹介


2日間の集合研修のエッセンスを体験していただき、研修内容をご紹介いたいます。 本研修は、要求定義プロセスの流れにそって学習を進めます。講義だけでなく、演習、実例に近いケースを用いたロールプレイ等を行うことで効果的な学習ができます。

<カリキュラム>
1.顧客のビジネスを知る  
−ビジョン/スコープ記述書の基となるビジネス背景を理解し、顧客の真のニーズを明確にする

2.要求を引き出すファシリテーションとインタビュー  
−効果的な要求引き出しのワークショップとインタビューのやり方を修得する

3.要求を決定するルール作り 異なるニーズを調整する方法を身につける

4.要求を記述する 曖昧さを排除した、メンバーに理解できる要求定義書を記述できるようになる  

その他

●講師プロフィール  
【第1部】
株式会社ネクストエデュケーションシンク
代表取締役 斉藤 実
哲学教育系雑誌編集長を経て、株式会社アスキー入社。同社にてテクニカルマニュアル OEM 編集長、教育メディア(書籍/eラーニング教材)編集長、健康教育系編集長を経て、 e ラーニング、スキル診断専門の教育サービスベンチャーである株式会社ネクストエデュケーションシンクを立ち上げ、代表取締役社長。
ITSSユーザー協会 教育企画委員会副委員長。
認定 ITSS 導入コンサルタント/JPC認定プライバシーコンサルタント/能力診断開発コンサルタント/人財育成コンサルタント





【第2部】 講師
KBマネジメント
代表取締役 清水千博
1974 年外資系コンピューターメーカー入社。長年マイコン開発システム(現:組込みシステム)の営業マネージャ、マーケティングマネージャ、 SE マネージャを歴任。その後 SE 教育マネージャ(日本およびアジア)となり活躍。 SE 認定制度および教育プログラムの確立と実施を行い、 SE 認定制度をアジア諸国( 7 カ国)に展開した。 ITSS 、 UISS のみならず、 ETSS のノウハウまで持 つ数少ないコンサルタント。 2005 年 10 月 ( 有 )KB マネジメント設立
ITSS ユーザー協会正会員( 2004 年) ITSS ユーザー協会認定コンサルタント( 2006 年 11 月) ほか、現在 ITSS ユーザー協会教育企画委員会委員、 ITSS ユーザー協会スキルコンテンツ作成委員会委員、 ITSS ユーザー協会スキ ル標準委員会委員、 ITSS ユーザー協会 ETSS 実証研究ワーキンググループメンバーとしても活躍中。