【ニュースリリース】 10/10/26

ネクストエデュケーションシンク社、就職氷河期の再来ともいわれる厳しい雇用情勢にともない、文部科学省が掲げる学生の「就業力」育成教育を支援するために、コアとなる「社会人基礎力診断」や、「適性適職診断」「ITパスポート試験合格eラーニング講座」などを、「企業が求める人材の本質的な育成支援ソリューション」として発表。

〜NECと提携し、大学・学生向けキャンパスパソコンを活用した就業力向上支援サービス展開を12月より開始〜

 

 スキル診断・eラーニング・研修専門の教育サービスベンチャーである株式会社ネクストエデュケーションシンク(本社:文京区本郷、代表取締役:斉藤 実、資本金2000万円)は、就職氷河期の再来ともいわれる厳しい雇用情勢にともない、文部科学省が掲げる学生の「就業力」育成教育( http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/shugyou/1296632.htm )を支援するために、企業や社会が求めるコンピテンシーのコアとなる(1)「社会人基礎力診断」や、(2)「適性適職診断」、これからのITリテラシーとしての(3)「ITパスポート試験合格eラーニング講座」などを、「企業が求める人材の本質的な育成支援ソリューション」として発表しました。
 さらに、(4)大学職員やキャリアセンター職員が学生の進路指導・キャリアカウンセリング指導に自信を持って取り組めるよう、その場で分かる高精度の適性適職診断の分析技術の資格取得講習会も実施します。
 本サービスは、ネクストエデュケーションシンクのサービスパートナーや直販等で営業を開始します。今後1年間で大学や専門支援企業等を通じて累計2万人の学生支援を目標としています。
 また、サービスの提供方法の第1段として、日本電気株式会社(以下、NEC)と事業提携し、NECが大学や専門学校向けに販売しているノートパソコン『VersaProキャンパスモデル』にネクストエデュケーションシンクの本サービスの一部を付加し、PCを購入したユーザーが無料でサービスを受けられる、就業力を向上するノートPCとして大学・学生に対してサービス提供を開始します。

 
【本文】

 就職氷河期の再来とも言われるように学生に対する社会の厳しい雇用情勢にともない、その根本的な教育改革の一環として文部科学省が掲げた「就業力」育成支援事業の申請大学の選定が9月28日に発表されました。株式会社ネクストエデュケーションシンクは、180校に及ぶ大学・短大の「就業力」育成支援の施策に対応した、学生教育及びキャリア指導に向けての、「企業が求める人材の本質的な育成支援ソリューション」を発表します。
▼ 就業力育成支援の施策の大学選考結果詳細はこちら
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/shugyou/1296632.htm
 こうした状況の背景としては、今年4月に経団連が発表した「新卒採用(2010年3月卒業者)に関するアンケート調査結果の概要」などから、企業が学校教育に求めている学生の能力とは何かを透かし見ることができます。
 今の時代背景の中で、企業が採用で特に重視する項目としては、「コミュニケ―ション能力」、「主体性」「協調性」「チャレンジ精神」「誠実性」「責任感」などの仕事で必要とされるコンピテンシーや、「社会人基礎力」「人間力」など学校教育の場面ではこれまであまり教えてこなかった、人間が社会的に生きる上での基礎的な能力やヒューマンスキルが上位に上げられ、「学業成績」、「出身校」などの従来の採用尺度は今や下位に位置づけられる結果となってきています。
(→ http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2010/030.html
(→ http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2010/030kekka.pdf

 ネクストエデュケーションシンクでは、このような社会的な背景、リーマンショック以後の企業の本質的人材ニーズの変化を踏まえて、学校教育や企業内定者、新入社員教育にも活用できる、基本的な能力である「社会人基礎力」、「人間力」、また、「適性・適職」診断などの学生のキャリアカウンセリングに活用できる最新のアセスメントツールやキャリア指導への支援ソリューションを、「企業が求める人材の本質的な育成支援ソリューション」として、大学・学生に向けてパッケージして発表いたします。

1.企業が求める人材の本質的な育成支援ソリューションの概要

(1)「就業力」「社会人基礎力」の育成は早いほど効果に期待できます
社会人基礎力junior(大学1、2年生向け)&senior(大学3、4年生向け)


「就業力」の中心となるコンピテンシーは、今回の採択校の施策からもいくつも見られるように、学生のキャリア・職業意識教育であり、「社会人基礎力」に見られる各コンピテンシーの育成が基本です。大学に入学した段階から、社会・仕事で要求される「社会人基礎力」コンピテンシー、能力を知り、早期に自ら育成していくことで、社会に出てからもリーダーシップをもって主体的に伸び続けることができます。
「社会人基礎力junior」では、大学生活の中で起こるさまざまな出来事が4択形式で出題、「社会人基礎力senior」では就職活動中の場面や入社後若手社員が遭遇しそうな場面が4択で出題されます。2万人の診断結果を基に日経HRとネクストエデュケーションシンクが共同開発した本診断で、貴校の学生の個々の分析、キャリア指導、学生全体の特徴のサーベイ・分析、就業力育成授業の一環としての効果測定としての活用などが可能です。

(2)わずか7分で診断、結果を表示し、客観性の高い適性適職診断「NET*ASK V3.1N」(TM)


■ 全国800事業所・企業やハローワークにも採用され、累計200万人以上の診断実績(ASKからの累計実績)を持つ、適性適職診断の決定版!!(中国語版、英語版も対応可)
「NET*ASK V3.1N」は、学生の適性適職をわずか7分程度で診断。これまでキャリアカウンセリング指導するのに、本人への本質的な理解や指導で、多くの手間や時間をかけていらっしゃる職員の方向けの便利な適性適職の診断ツールです。 本診断を活用すれば、その場で即座に診断結果を表示し、客観性のある安心のキャリア指導、就活支援が可能です。就職活動時の自己分析、適性適職診断の時間を大幅に縮減し、また、本人の適性と業種や仕事内容とのミスマッチを事前に発見することができます。 NET*ASKでは、インターネット経由でいつでもどこでも診断が可能です。また、CD-ROM版も提供中です。こちらを、インターネット版とあわせてハイブリッド活用することも可能です。
(→ http://www.net-eduket.jp/net/ad/pamf/20_001_2010_0126_NET_ASK.pdf

(3)学生の必須ITリテラシーとして国家試験である「ITパスポート試験」の取得を支援します。
 2011年11月、国家試験初となるCBT化が予定される 「ITパスポート試験」に完全対応。「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」も含めてのeラーニング試験対策教材「NETパーフェクトトレーナー(TM)」


 2010年9月10日に、経済産業省から情報処理技術者試験ITパスポートのComputer Based Testing(CBT)化が発表されました。国家試験初のCBT化で、来年2011年の11月には実施されます。来年の秋からのCBT試験対策に向け、4月からの試験対策学習にも早めのCBT対策が必要となっております。
http://www.meti.go.jp/press/20100910003/20100910003.pdf

ネクストエデュケーションシンクは、情報処理技術者試験対策Webトレーニング教材を発表した当時から、CBT型の最新トレーニング教材を提供し、更に学習者の声を受け、改良を加えてまいりました。ITパスポート試験はもちろん、今後CBT化も予想される基本情報技術者試験や応用情報技術者試験のCBT化も、既に対応済となっています。 来年の秋からのCBT試験対策学習に向け、この時期から導入を検討されることをお勧めします。今から2011年春、2011年秋へと継続して万全の体制で学習していただくことが可能です。
http://www.net-eduket.jp/products/net_pt/index.html

★ 本教材の特長は以下のとおりです。
・eラーニングなので、解答後すぐに自動で採点し、間違った部分を自動記録し、その部分をあとで繰り返し学習することができる。
・「基本シラバス学習モード」で、大分類、中分類、小分類まで自分の学習したい部分を重点的に集中学習できる。各社から発売されている書籍、テキストとの連携性がよい。学校の授業や企業研修の補助教材や、自宅での自習教材としても最適。
・入門用の「腕試しモード」や実際の試験と同様の時間・問題数で実施可能な「模擬試験モード」。 ・強み弱みを把握しながら、弱い部分のみを、「弱点補強モード」重点的に学習できる。
・毎日30分などの継続学習モードで、自分の学習したい時間を指定して、毎日継続して学習することができる。
・情報処理試験を知り尽くした国内トップクラスの講師陣により選定された安心の問題集である。
【国家試験初のCBT化 ITパスポート試験について(2011年11月予定)】
http://www.meti.go.jp/press/20100910003/20100910003.pdf

(4)国内で初めてのアセスメントスキルの認定制度が10月30日スタートします。大学・専門学校のキャリアセンター、就職センターなどの職員向けの就職・進路指導、キャリアカウンセリングの為の診断技術を学ぶことができる資格講習会です。

 人財の育成、採用、組織編制等、様々なビジネスシーンにおいて、人の適性や職制、スキル等を客観的に判断できる各種客観アセスメントツールを活用し、組織内において、最も適した配置、組織構築等を実践できるコンサルタント資格である「NET診断スペシャリスト」の認定資格制度・講習会が2010年10月30日から実施されます。
「NET診断スペシャリスト」は、株式会社ネクストエデュケーションシンクの最新アセスメントツール開発やデータベース管理を行う「NET総合研究所(TM)」で認定する民間資格です。
 本資格の認定者は、各種アセスメントを独自で実施することにより、より客観的な判断を行うことができるため、企業内の人事・人材開発・採用担当者の方、またキャリアカウンセラーや中小企業診断士など、現在既に活躍されているコンサルタントの方々の補完資格としても最適です。
 さらに、「就業力」「社会人基礎力」が求められる大学・専門学校のキャリアセンター、就職センターなどの職員向けの就職指導、キャリアカウンセリングの為の診断技術を学ぶ資格講習会としても有効です。
(→ http://www.net-eduket.jp/net/ad/pamf/net_shindan_sp_201010902.pdf )

▼ お問い合わせ
株式会社ネクストエデュケーションシンクNET診断スペシャリスト事務局
東京都文京区本郷4-8-135TSKビル401
Tel:03-5842-5148 Fax:03-5842-5147
E-mail:net-support@nextet.net

2.NECビジネスPC販売と連携したサービス展開の概要

 ネクストエデュケーションシンクはNECと提携し、NECの大学や専門学校向けのキャンパスPC「VersaPro キャンパスモデル」において、同PCを使用する学生の社会的・職業的自立につながる就業力の向上を支援するため、教育支援メニューの一部をキャンパスPCにバンドルして2010年12月よりサービス提供を行います。当PCにバンドルするサービスは、ネクストエデュケーションシンクの就業力支援メニューの中で、『社会人基礎力診断』※1・『ITパスポート試験腕試し診断』※2、『言語・計数・論理・社会人常識力診断』※2の3種類です。これらのサービスは、大学入学時から大学2年生終了時点までの間の3回まで無料で利用できるようになっており、自身の就業力向上の様子や今後の成長のためのアドバイスを確認することができます。あわせて、本PCを購入したユーザーだけが閲覧可能なWEBサイトで、学生が就職活動を開始するまでに、やるべきことなどの情報も提供します。
 今後NECとネクストエデュケーションシンクは、今回のサービス利用者の結果を収集し、就業力育成の一環として、学生の個々の能力の分析・キャリア指導、また、学生全体の特徴の調査・分析などを可能とするオプショナルサービス(有料)の提供を検討していきます。

NECのニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/1010/2503.html
NECキャンパスパソコン『VersaProキャンパスモデル 』 http://www.nec.co.jp/products/bizpc/versapro/campus_vb/index.shtml

※1:本サービスは、ネクストエデュケーションシンクと株式会社日経HRとの共同開発製品。今回、NECキャンパスPCの特別仕様サービスとして提供します。 ※2:本サービスは、今回のNEC就業力PCの特別仕様サービスとして提供します。

■参考資料:株式会社ネクストエデュケーションシンクについて http://www.nextet.net/
累計実施数400万のアセスメント、客観型スキル診断と企業人材育成、研修専門の人材育成サービス会社として、広くIT系からビジネス系まで、国内最大級の3000種類の研修・eラーニングコースを取り扱い、大手、中堅の顧客企業の目的に合わせた専用企業研修アウトソーシング・ポータルサイト「ネクストパックe」のコンサル、構築・運営サービスを行っています。

【主要商品】客観型スキル診断「 NETスキルチェック(R)」シリーズ/「ITSSレベルチェッカー(TM)」/「営業力診断(コンサルティングセールスチェッカー)Ver.2」(「CSC Ver.2」)/「NET-SCMS」(スキルチェックマネジメント・組織力分析ツール)/わずか7分で人材の本質を見極めるインターネット型適性適職診断「ASK Ver3.1 N」/「Office Do(TM)」/情報処理技術者試験対策Webトレーニング「NETパーフェクトトレーナー」/企業ごとにカスタマイズ可能なSaaS(ASP)型スキル診断開発、eラーニングの受託開発など

 ほか、集合研修・eラーニング・教育情報 満載の企業研修ポータルサイト「エデュケ」(月刊60万PV)、経営者、人事部、研修教育担当者向けの会員制の人材開発・教育戦略メールマガジン「NET通信」(毎週刊6000部配信)を発行し、スキル診断・育成システムを活用した新規事業開発のコンサルテーションから人事・教育システムの構築連繋、教育ポータル事業の構築運営、研修実施マネジメントの一括フルアウトソーシングまでトータルでお手伝いすることができる国内有数の人材育成サービス専門会社として実績を持ちます。

■名称: 株式会社ネクストエデュケーションシンク 代表取締役: 斉藤 実 (さいとう みのる)
設立: 平成11年10月
本社: 東京都文京区本郷4-8-13 5TSKビル401
Tel: 03-5842-5148   Fax: 03-5842-5147
■参加団体: スキル標準ユーザー協会(SSUG)/日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)/コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)/日本テスト学会/東京商工会議所/など。
■資本金: 2,000万円
■関連 URL:(ホームページ)  http://www.nextet.net/
・エデュケ(社会人向け学習教材/企業向け教育・研修ポータルサイト) http://www.net-eduket.jp/
・ NETオンラインテストセンター  http://www.nextet.net/testcenter/index.html

【本リリースに関するお問合せ先 】

東京都文京区本郷 4-8-13 5TSK ビル 401
株式会社ネクストエデュケーションシンク
ソリューション営業部 担当 廣渡
TEL : 03-5842-5148
FAX : 03-5842-5147
e-mail: info@nextet.net