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東証1部上場の岩崎通信機(※1)ENS事業部は2001年12月から、他社に先駆けてeラーニングを活用した企業研修教育ポータルサイトをオープンした。
その名も「岩通LIPS」(LIPS= LearnIng Portal Site)で、ネクストエデュケーションシンク社(以下、「NET社」)の「ネクストパックe」(※2)を活用、自社のアイデンティティを反映させ、構築した。

「いつでもどこでも」というeラーニングの理想を追究し、さらに「eラーニングと従来の通信教育の統合」「自己啓発と企業内研修との融合」という、理想の企業内教育の形をeラーニング専門企業のNET社と構築、岩通の強い営業力を生み出すナレッジポータルとして着実に成果を上げつつある。

そこで今回は、導入の立役者であるENS事業推進部セールスプロモーション担当課長の尾池氏に、事例紹介として eラーニング導入検討から岩通LIPS構築にいたるまでの経緯や現状、今後の予定などを伺い、eラーニングの本質や、社員教育のあり方についてお話を伺った。


尾池氏
編集部:まず、eラーニング導入のきっかけについて、教えてください。

岩通ENS事業部は、主としてネットワーク事業を行う「岩通第4の柱」として2000年4月に誕生し、今後のコア事業部として位置づけられています。それがきっかけで、ネットワークスキルやITスキル、ソリューション提案能力などを急速に育成するために、eラーニング導入を狙いました。また、弊社では海外との取引があり、英語力は必須でしたので、英語のeラーニング講座も探し始めたのです。いわゆる『底上げ』のための集合研修をeラーニングで やってしまったことになりますね。

編集部:それで、まずはネットワークスキルと英語スキルに特化したeラーニングコースを、導入されたのですね。

はい、約4カ月に及ぶeラーニング各社の比較検討の末、昨年7月より某社のコースを事業部ほぼ全員に対して導入しました。

編集部:実際に導入してみていかがでしたか。


日常的な進捗管理など、従来の通信教育等に比べ非常に便利であると実感しました。しかしその一方で、いつでもどこでも」というのが特長のeラーニングにおいて、同一のeラーニングコースを同一の期間内に全員に強制するというのは、非常にマイナスであると感じたのです。本来の教育ニーズというのは、自発的、突発的に発生するものだと考えています。ですから「勉強したい」という欲求が生まれたときに学習を始めるというのが、理想的だと思います。またその際にコンテンツを本人自身が自由に選べる環境というのを、会社側で用意するということが必要だと考えたのです。


岩通LIPSのイメージ
編集部:その発想を煎じ詰めると、ポータルサイトに行き着くわけですね。そこで「岩通LIPS」が生まれたということでしょうか。

はい。私は「岩通LIPS」によって、企業内研修を自己啓発のレベルで可能にしたという風に捉えています。ですから、ポータルとはいえ、個人向けメガサイトのように、なんでもかんでもたくさん並べればいいというのではなくて、「岩通ではこれがお勧めだ、これを学んでほしい」と会社のアイデンティティをあらわすサイトでなくてはいけないと考えました。

編集部:「アイデンティティ」ということについて、具体的に教えてください。


たとえば「岩通LIPS」では、会社としての教育の優先順位に対応して、仮に、A講座群の中から受講すると修了時全額補助、B講座群では半額補助など受講料補助の仕組みを複数整備し、ウェブ上の受講申込システムと連携させました。また、社会環境の変化に応じて学習項目も、eラーニングもどんどん進化しているため、サイト内の情報が常に最新の状態に保たれているということも重要です。ですから、われわれ教育担当者が情報を差し替えたいときに、即座に反映できるというシステムを求めました。

 

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特集1:IT人材の必要性
特集2:eラーニングの有効性
特集3:IT人材教育の基本はタイピングから!!5万円からの全社eラーニング導入
特集4:企業内教育ポータルのススメ
eラーニングの導入をめぐって
行き着いた先が「岩通 LIPS」
「ネクストパックe」の徹底活用
導入の成果