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eラーニングマガジン編集部

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 1月23日と24日の両日、「第2回インストラクショナルデザインワークショップ」が開催されました。
株式会社インストラクショナルデザイン社長の中原孝子先生をお迎えし、朝10:00から夕方5:00までという密度の濃い内容です。

 効果あるeラーニングを実現するためにはインストラクショナルデザインが重要です。

 日本にはなかった経営戦略に基づいた研修のデザインが必要あり、経営戦略を分析し、経営戦略に沿ったパフォーマンスや組織の改善のために、どのような研修または業務サポートが必要なのかを見極め、何をeラーニングに、何を集合教育に、何をOJTにするべきかを、コストも含めて適切な手段を選ぶ方法を学習します。

授業風景
 

 このワークショップは、実践的にそのテクニックを習得することを目的としているので、ワークショップ終了後は企業の研修担当者の方やeラーニングベンダで、すぐに実践できるとの声もありました。

 今回はチームワーク形式を導入し、チーム毎にテーマを決め活発な論議の中でコースマップを作成いたしました。より活発な論議がチーム内やチーム間で繰り広げられ、熱気あふれるワークショップとなりました。


 
発表風景

ご出席いただきました方々に今回のワークショップのご感想を伺いました。その一部をご紹介いたします。

A社 ご担当者様
 私は、ある特定の対象者に対し人材育成の総合的な支援を行っている。その業務の1つとして研修の提供がある。

 今回、このワークショップに参加した目的は、「インストラクショナルデザイン(以下ID)の手法を学び、効果のある研修を提供できるようになること」であった。研修を通して、IDの手法が研修作成においてだけでなく、教育全体についても重要であることが分かった。IDの手法を用いて効果的な教育を作り上げられれば、実際に効果が上げられるという。

 ユーザから「どのような研修を受けさせれば良いのか分からない」という悩みを良く聞くが、まずはIDの手法に基づき「十分なニーズ調査を行い、そのニーズから目的を明確にさせる」これが重要なのことなのだろう。目的が明確であれば、研修を受講する側も提供する側も、研修に取り組む理由がはっきりとするため意味のある研修となり効果も高くなる。また、その目的が業務に結びついていることもやる気を起こさせるために重要だという。
 等々、今回のワークショップでは多くのことを学び、大変有意義な2日間だった。企業内の人材育成において、IDへの取り組みは急務であると感じた。


B社 ご担当者様
 小職の担当業務は、自社のパートナー企業に対する人材育成支援と自部門内の人材育成であり、今回のワークショップに参加するにあたっての自己目標は「インストラクショナルデザイン(以下ID)のセオリーを習得すること」であった。そのセオリーについては、全体を通じて「研修におけるIDの目的」「WBTにおけるIDの目的」という観点から整理・理解することができたので、参加目標は達成できたと感じている。

講義のポイント整理や、実際のコース開発におけるチェックシート・テンプレートがワークシートとして提供されており、またそれらのワークシートの実習やIDに基づいた実際のeラーニングコンテンツの紹介などもあって、受講者が興味を持って学習できる構成になっている。受講後に、このワークショップ自体がIDのセオリーに基づいて設計されていることに気づき、改めてその重要性を認識した次第である。

今回習得したIDのセオリーを、今後の研修企画に生かしていきたいと思う。


 このように好評を博しました「インストラクショナルデザインワークショップ」の今後の日程は以下のとおりです。

「インストラクショナルデザインワークショップ」今後の日程
第3回「インストラクショナルデザインワークショップ」 3/6(木),7(金)<2日間コース>
第4回「インストラクショナルデザインワークショップ」 4/17(木),18(金)<2日間コース>
*各回定員制となっておりますので、お申込はお早めにお願いいたします。


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特集1:第2回インストラクショナルデザインワークショップレポート
   
特集2:講座体験レポート「経営管理者育成プログラム」
   
特集3:eラーニングコンテンツ制作ツール特集vol.1「impatica」
   
特集4:「ITスキルスタンダード」策定 その内側にせまる