キヤノン、小学館、横河電機などが共同出資するインターネット教育のネットラーニングは、大学向けのインターネット教育支援に乗り出す。このほどそのための専門子会社を設立。インターネットを使った大学での講座開発や教育システムの構築などを支援する。企業向け研修に続き大学の教育市場を開拓する構え。

　具体的には、大学でのeラーニングシステム導入・運営のコンサルティングやシステム開発、eラーニング講座の制作受注などを手掛ける模様。個別大学ごとに話し合って講座内容を決定していくが、通常の大学の授業の補習講座や就職関連講座などの開発を想定している。また、教員向け講座や、大学と連携したeラーニングの市場動向調査も実施する予定。

[参考文献：2005年12月27日/日経産業新聞]