eラーニングマガジンに関するお問合せ、ご質問等は下記までご連絡ください。
eラーニングマガジン編集部

elmag@nextet.net



 また各システム機能が「知識軸」によって紐付けられているので、複数ツールにまたがる一括情報検索ができ、また、部署横断的な切り口でナレッジを整理することができます。さらに、ナレッジ活用によって生じるコミュニケーションを誘発し、顕在化させる仕掛けを持つことで、人と人、ナレッジとナレッジをつなぎ、新たなナレッジが生まれることに寄与します。

 人材育成の場において、ナレッジ・マネジメントのもたらす効果は計り知れません。個人のスキルや適性、経験や個性をナレッジとして管理できれば、プロジェクトのための最適な人員や組み合わせ、また既存人員を必要レベルに到達させるために最短の道のりを明確にすることができます。人材の流動の多い企業でも中枢の人事部で全ての人材情報を管理し、効果的な人材配置と個人のモチベーションを下げない人事管理を可能にします。

 

「識彩」の活用事例として、某官公庁での研修に利用されたものがあります。全国の複数拠点で開かれた研修の受講生100名弱の間でのコラボレーションツールとして「識彩」を採用しました。受講者のコミュニケーション促進や、人脈形成、研修後のアフターフォロー、データ管理に一役買い、研修効果の質を上げることを狙いとしています。

 雇用のミスマッチを防ぎ、組織のニーズと個人のニーズをマッチングさせる仕組みを作る人材アセスメントツールに「ストラキャストWEB」があります。富士総合研究所の提供するこのツールは、米国海兵隊の組織編成用に開発された理論に基づく、チーム編成に特化したWeb版の適性検査です。既に多くの企業で採用実績があり、プロジェクトの適任者や最適な人材の組み合わせを調べて戦略実現に寄与したり、組織特性の比較分析で企業の状態や方向性を把握することが可能です。また、既存のERPシステムに組み込んで企業内情報管理の一環として利用することもできます。

 人材育成の場で「ストラキャストWEB」を応用した例としては、研修前に全受講者にストラキャストを受けさせ、それぞれの個性に応じてどんな研修が効果的かを判断して研修タイプを分類し、各自が一番効果の上がる研修方法をチョイスできる仕組みなどがあります。

 従来の型にはまった研修による人材育成は、もはや時代遅れと言えるでしょう。
確実に効果の上がる研修をデザインして、研修自体を企業活動とナレッジの一環として組み込み、総合的な企業戦略の実践と、個人の目標管理やモチベーション維持に役立ててこそ、今の時代にマッチした人材育成となり、個々人が自ら学ぶ風土を作りだすことになるのです。



「識彩」についてのお問い合わせ先
株式会社 富士総合研究所 ナレッジソリューション部
〒134-0088 江戸川区西葛西2−22−25
TEL: 03-3869-9544 FAX: 03-3869-9569
MAIL: km_info@fuji-ric.co.jp

「ストラキャスト」についてのお問い合わせ先
株式会社ネクストエデュケーションシンク 企画営業部
TEL:03-5842-5148
MAIL:info@nextet.net

 

↑TOP


Copyright©2001-2003 Next Education Think.All Rights Reserved.
Internet Explorer4.0,Netscape Navigator4.0以降での閲覧を推奨します。

特集1:人材開発現場におけるバランススコアカードの活用法 試案(3回連載) その1−人材開発におけるBSC成功の2つの条件
   
特集2:eラーニングワールド速報 〜国内最新の技術とソリューションが集結する年に1度の祭典レポート〜
   
特集3:eラーニングコース紹介〜ダイヤモンド社 中小企業診断士・1次対策講座〜
 
特集4:ナレッジ共有と学ぶ組織作り〜富士総合研究所のナレッジマネジメントソリューションと事例紹介〜
(2)