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松崎氏
<松崎氏>
MCPやCCNAなどITの専門資格の対策コースを独自で開発・販売している株式会社イーラーニングは、ITエンジニア向き自社ブランド開発の他にメンターやeラーニングのシステム構築も手がけています。丸暗記で詰め込む苦行となりがちな試験準備のための学習をいかに楽しく、効率よく、自然に身につけられるかという学習者の視点に立ったコースの提供に力を注ぐ当社の松崎社長に、eラーニングマガジン編集部がインタビューし、コースやサービスから社長の理念まで語っていただきました。


Q:松崎様には長年のITインストラクター経験がおありで、IT系ベンダー資格対策の著書を多く出されたりしているようですが、ITの学習をeラーニングで行う意義はどういうところにあるとお考えですか?

A:Cisco社やMicrosoft社など世界的に通用する資格取得の学習には、分厚い本を何冊も読んで覚えたり、教室に数日通って数十万円かけたり、ということが通常です。我々は試験対策というよりは実践に主眼を当てており、実践を学習する中で、自然とテスト対策になっている、という学習を提供することを目指しています。「時間」と「場所」の制限をなくし、「費用」を最小限に。それを可能にするのがeラーニングですね。そして、何よりも「効果」を最大にすることが我々の一番のミッションであると考えています。

Q:何年か前にインターネットを用いた「ライブ講義」を実施されていたことがありますね。今はないのですか?


A:「ライブ講義」を実際にやってみてわかったのですが、ライブは決まった時間に放映しますので、臨場感があるのはメリットなのですが、受講生にとって時間の束縛がかなりの負担になることでした。
この教材の受講者はお忙しい方が多く、なかなか定期的な時間をとっていただくのは難しいようでした。
 また、双方向コミュニケーションを実現していても9割は講師の一方通行の講義で、質問は1割程度でした。それであればその1割のためわざわざ集まっていただかなくとも臨場感を持った講義を録画で提供し、そして質問はメールで受け付ければと考えたのです。

 現在はメールでのメンターサービスのみですが、メンタリングチームの中に作者もいることで、「作者の伝えたいこと」を反映したメンタリングを行うことができています。
その為か、あるいは臨場感が評価されているのか、非常に多くのご質問をいただいています。

<コース画面1:線引きによるベテラン講師の説明>
<コース画面1:線引きによるベテラン講師の説明>
 
Q:御社のeラーニングコースにはそうした人対人に近い要素があるのでしょうか?

A:そうですね。他社のコースはよくプロのナレーターによるナレーション音声が入っていますが、原稿を読むだけのように単調に聞こえて、頭に入りにくいですね。我々のコースは実際の講師が生きた説明をしますから、理解が進みやすいです。例えるならば、人はロボットに教わることは勉強のための勉強になりがちで苦痛であるが、血の通った人に教わることで、初めてある種の楽しみが生まれることがある、ということですね。学習において大切なことは、素晴らしい先生、素晴らしい学習環境、素晴らしいクラスメートに当たることだと私は考えています。

 eラーニングは「管理」や「費用削減」という点がよくフォーカスされますが、一番主眼を置くべきところは「受講生にとって理解しやすい、継続しやすい教材であり、システム」であるはずです。


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