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鳥取県、ネット使った遠隔教育システムを事業化
2003年1月15日

 鳥取県が開発したインターネットを使った遠隔教育(eラーニング)システムを事業化するため、開発に携わったメンバーらが中心となり、3月をメドに新会社を設立する。eラーニングは企業や学校の講義、生涯学習向けなどに採用が増えており、商機は大きいと判断した。

 新会社の社名は「アカデミアシステムズ」。資本金は1000万円。初年度売上高は1億円を目標にしている。NTTソフトウェア(横浜市)の新ビジネス開拓部門担当部長で、同システムを開発する際に採用された鈴木元・プロジェクトリーダーらを中心とするチームが、会社設立の準備を進めている。 事業化するのは「e―Tottori・V1システム」。ネットを使って5―20人程度の遠隔教育やテレビ会議などができるもので、昨年8月に開発した。

 県の事業からベンチャー企業が誕生するのは珍しいが、鳥取県では今後4年間で1万人の雇用創出をめざし、企業誘致や起業家支援等を積極的に行っている。特に企業誘致においては、従来の製造業に加え、情報通信産業など新しい分野の企業の誘致にも力を入れており、県内での就業を希望する優秀な人材を発掘する「IT・ベンチャー人材バンク」の創設や、ITサービスプロフェッショナル養成のために場所と時間にとらわれない研修としてのeラーニングを積極的に活用する方針。

 


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