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国内初登場! IT教育職種の客観テスト型スキル診断 ITSSレベルチェッカー(TM)「エデュケーション」
A.[鈴木教授]
 「エデュケーション」に研修企画とインストラクションの2つの専門分野が設定されているのは妥当だと思います。職種共通スキル項目は、プロマネやリーダーシップ、コミュニケーション・ネゴシエーションなど、他職種の専門性と共通している部分が多く、いわゆるビジネススキルが網羅された形になっています。これを、IT人材育成の文脈にあてはめたときに、特有のスキルは何かを洗い出す作業が必要になります。また、専門分野固有のスキル項目には、インストラクショナルデザイン(ID)という用語は使われていませんが、分析・設計・開発・管理についての項目を網羅しています。引き続き、IT人材育成のプロのスキル項目はこれで良いのかを検討していく必要があると感じています。

経済産業省の定めるITSS「エデュケーション」職種のスキル領域
出展:ITスキル・スタンダード協議会報告書 「エデュケーションのスキル領域」

Q.[編集部]
このコンテンツの一番の特長と言える点は何でしょうか
 

A.[鈴木教授]
 「エデュケーション」においても、他の職種と同様、スキル項目を満足している人とそうでない人で意見が分かれる場面を設定した問題を数多く取り入れています。IT人材育成の場面で遭遇しそうなケースで、どのような判断を下すか。その判断基準として何を用いたのか。それが選択結果に現れるような問題を工夫しました。ITSSでは設定されていないレベル3未満の基礎を確認するエントリーレベルの問題には、「これぐらいは知っていて欲しい」と思える人材育成の基礎基本を中心に、多少の経験がある人であれば判断できるだろうと思える場面での選択行動も織り交ぜました。ミドルレベルでは、ある程度の基礎知識と十分な経験がないと正解しにくい問題もあります。

 
Q.[編集部]
どのような方々、企業、団体に利用して欲しいと考えますか。また、企業の人事・教育・研修担当の方々に望まれることは。

A.[鈴木教授]
「エデュケーション」といえば、経験と勘とオーラと人格で受講者を惹きつけるベテランインストラクタが思い起こされます。人間的な要素は教育には不可欠ですが、プロとして学問的に裏打ちされた基礎基本も必要です。ナレッジマネージメントではいかに社内のノウハウを暗黙知から形式知にして共有していくかが課題となっています。そういう時代にあって、これまで人に依存していると考えられてきた教育の分野にも、形式知として体系化された基礎基本があることはあまり知られていません。専門家としての「職種」として確立していくための第一歩は、基礎基本の共有だと思います。ベテランのインストラクタにも是非チャレンジしていただき、基礎基本を確認してもらえればと思っています。

 
 今までになかった、IT人材を育成する人材の教育体系をまとめたものとして、インストラクターを目指す方や教材開発に携わる方はもちろん、既に教育の経験を積んでいる方にも、スキルの見直しや棚卸しとして利用することができそうです。

■鈴木克明教授プロフィール
所属:岩手県立大学ソフトウェア情報学部・教授
専門:教育工学、情報教育、教育メディア研究
学位:Ph.D.(米国フロリダ州立大学大学院教育学研究科教授システム論専攻)
著書:放送利用からの授業デザイナー入門(日本放送教育協会)、教材設計マニュアル(北大路書房)、教育工学を始めよう(同:共訳・解説)、eラーニングファンダメンタル(日本イーラーニングコンソシアム:編著)など多数。
 
 
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