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特集2:ブレンディッド型LMS紹介 あらゆる教育・研修プログラムを一元管理できる学習管理システム“EKP”

 富士ゼロックス総合教育研究所(FXLI)ではコンピテンシーマネジメント(C2MS)との連携を容易にし、さらにはERP, CRMなど上位システムとの統合も含め、実際の運用を第一に最適化されたLMSとしてEKP(エンタープライズ・ナレッジ・プラットフォーム)を新たなソリューションとして提供しています。今回はブレンディッド学習を推進するLMSとして『EKP』をご紹介します

 eラーニングはもはや特別な学習手段ではありません。

 eラーニングは切り離された単独の学習手段ではなく、学習プロセス全体の中に効果的に位置付けるべきでしょう。教材コンテンツ、LMS、ITベンダー、開発ツール・・・など、これらは部分的なパーツに過ぎず、システムとはいえません。一つの答えであって、ソリューションではない。戦術であって戦略ではないということです。

 人材開発(HRD)を進めるにあたっては、まず対象となる事業戦略に必要な将来と現状との人的コンピテンシーギャップを明確にし、これを埋めるための学習方法のオプションと伝達方法のオプションとを組み合わせます。その上で集合研修が適するプロセスや、eラーニングが効果的なプロセスはどこか、あるいは、研修以外の手段(OJT、コラボレーション、メンタリング、参考書など)のどれを組み込むかを考えます。さらには、学習効果を最終的にどのように担当業務に定着させるか、パフォーマンスサポート手段について考えます。最近注目されているワークフロー学習とは業務効率が自然な形で向上するように学習リソースを統合化することなのです。なぜなら、学習効果を上げることこそが今私達HRD部門に期待されている役割なのです。
EKP学習画面イメージ
EKP学習画面


 EKP(エンタープライズ・ナレッジ・プラットフォーム)


あらゆる教育・研修プログラムの学習履歴を一元管理し、効果的な人材育成を促進

企業が効果的・効率的な人材育成を実践するためには、あらゆる教育・研修の履歴を一元管理し、その効果を把握・分析することが重要です。しかし、企業の教育・研修プログラムは、eラーニング、社内集合研修、ビデオ教材、外部コースなど、多種多様であり、社員一人ひとりの学習履歴を把握するには膨大な時間と手間がかかることから、現実的には困難だという声が多く聞かれます。

『EKP』なら、形態の異なる学習コンテンツの履歴データを一元的に管理することができます。それにより、部門別・職種別・個人別など学習結果を目的に合わせて自由に抽出するなど、カスタマイズ機能を活用し、社員の育成計画/管理などに役立てることができます。

教育・研修に関する煩雑な業務を一気通貫で処理、教育部門の業務効率アップを実現

一つの研修を行うためには、開講準備、受講者募集、登録、実施、履歴管理、OJT実施と数多くのプロセスが必要であり、それらに伴う作業もコースカタログ作成、教室・機材予約、募集案内など、非常に煩雑です。また、多くの企業では、これらの作業をワード、エクセル、パワーポイントなど異なるアプリケーションで行っているため、データの統合・連携ができずに作業の非効率化を招いています。『EKP』は、コース登録、受講者への案内メール、コース実施、受講履歴管理など、すべてのプロセスにおける事務作業を一気通貫で処理。教育部門の方々の業務効率アップを実現します。

受講者、システム管理者それぞれに対してユーザーフレンドリーを追求した機能を提供

『EKP』は、受講者、システム管理者それぞれにとって利便性を追求したLMSです。受講者の方に対しては、チャットやディスカッション・フォーラムなど、受講者同士のコミュニケーションが図れる機能を提供し、“孤独”になりがちなeラーニングを強力にサポートします。画面デザインも受講者の好みに合ったパターンを選択できる機能を備えており、飽きずに学習できる環境づくりに貢献します。また、管理者の方に対しては、システム設定変更や新規コースの作成などを簡単に行える機能を搭載し、組織変更などに伴う作業負担を軽減します。


EKPの主な機能 イメージ
EKPの主な機能

 導入事例

導入事例1 キャセイパシフィック航空

ユーザーがニーズに合わせてアレンジできるという学習プロセスのフレームワークが必要でした。 しかし、当初各社から受けた多くの提案は、カスタマイゼーションに対して柔軟性が低く、ユーザーニーズへのカスタマイズを快く受けてくれそうではありませんでした。 そんな時『EKP』に魅力を感じたのです。ラーニングマネージメントを実装した『EKP』は、学習者登録、テストの配布、学習進捗をトラッキングし、コストに関するレポートの作成に至る全学習プロセスをカバーしていました。 ウェブベースのソリューションである『EKP』は、多言語対応にも、高い拡張性、安全性や信頼性がありました。ソフトウェア自体が持つカストマイズやアップグレードの容易さは、オープン・システム・アーキテクチャーに基づいているためです。オープンシステムである『EKP』は、ブロックを積み替えるかのように既存システムとの融合を容易に実現してくれます。 カスタマイゼーションに対する柔軟な取り組み姿勢にベストという評価を下しました。 (Graham Higgins, Manager of Cathay Pacific’s Learning & Development Group)

導入事例2 VISAインターナショナル

『EKP』の評価が高くなったのは、より直感的で容易な操作を提供していたからです。また、金融機関に適したセキュリティーレベルを満たし、ユーザーフレンドリーでメンバーがアクセスしやすいシステムが必要だったからです。メンバー企業のブランド設定を行う上で、トップページの外観を変更するスキンという機能は重要で、アジア地域にあってはアジア圏の言語を表示する機能もまた利点となりました。操作性や拡張性、また実現したカスタマイズ機能から多くのベネフィットを得ることができました。EKPの導入は私達にとって良い決断だったと思います。 (Pauline Sahetapy, Director of VISA Business School Asia Pacific)

グローバル企業にも対応可能な、企業力強化に直結するLMSは、時代の脚光を浴びようとしているところと言えるでしょう。


『EKP』へのお問い合わせは
株式会社ネクストエデュケーションシンク ソリューション営業部
TEL:03-5842-5148 MAIL:info@nextet.net
 
 

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