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特集1:ITSS対応 ソリューション営業力強化セミナーレポート

NEC パートナービジネス推進本部 山崎氏
 第3部では、NEC パートナービジネス推進本部 人材開発エキスパートの山崎直樹氏にゲストとしてお越しいただき、「販売店の営業力強化に向けた人材育成支援の取り組み」をご紹介いただきました。第1部の実践プロセス、第2部のITSS診断ツールの説明を念頭に置いた上で、実際に取り組まれている企業側の意見として、たいへん興味深い講演となりました。
 長年、同社では協業する販売店各社の人材育成支援に取り組まれており、企業の全般的な人材育成推進方法と営業マン育成という2つの課題に対し、ITSSをどのように活用しているのか、その具体的な取り組み事例をご紹介いただきました。人材育成を自社企業内にとどまらず、パートナー企業までを含めた広い視野で捉える同社の取り組みは、今後の競争激化を勝ち抜く上での重要なヒントを含むように思えました。

 教育の投資効果を考えた場合、自社の弱み・強みを明確にしてから、重点的に弱点を補強するのが最も望ましい姿です。今まで漠然としていた各種スキルが、ITSSによって整理・体系化されたことで、理想的な教育プロセスを実践しやすい環境が整いつつあります。企業にとって「ITSSを活用する」とは、その体系に則した“診断ツール”を用いて自社の現状を把握することと、弱点を“ITSSに則した教育”で補強していくことを指すものといえるでしょう。アンケートを見ても、「ITSSの具体的な効果に期待がでてきた」「ソリューション営業を目指すための考え方が参考になった」「自社の営業プロセスを見直す上で、可視化の視点が参考になった」といった聴講者の意見が目立ちました。
 今回のセミナーは、実践プロセス、ITSS診断ツールの活用方法と取り組み事例が詳細に紹介されたことで、セールス育成の未来を示唆するたいへん意義深いものとなりました。
 
◆ミニレポート

JAGAT(日本印刷技術協会)主催 [PAGE2005]ジョイントイベント
「eラーニングの最新動向」無料公開セミナー

 2005年2月3日、「eラーニングの最新動向」と題した無料公開セミナーが東京・池袋のサンシャインシティにて開催されました。

  同セミナーは、JAGAT(日本印刷技術協会)が主催する展示会[PAGE2005]のジョイントイベントとして、日本イーラーニングコンソシアム(eLC)により主催されました。eLC会員企業4社による「eラーニングの最新動向」を踏まえた各社製品が紹介され、その中から(株)ネクストエデュケーションシンク 代表 斉藤実による講演をレポートします。

  講演では、新しいコンセプトの効果的なASP客観スキル診断型eラーニング「NETスキルチェック(R)」「ITSSレベルチェッカーソリューション」を紹介しました。ITスキルやビジネスの実務能力をインターネットで短時間で診断し、受験者の弱点分野への気付きを促して、学習意欲を強く喚起するとともに、最適なeラーニングや研修などの学習コースを自動マッチングして案内できるもので、聴講者の人事・研修担当の方々から多数の質問がありました。ソリューション活用事例としては、大手、中堅企業100社4万人の人材育成・教育・採用診断利用や人材派遣業の登録者スキル把握、企業マッチングの実績も詳しく紹介いたしました。

 

 
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