DX人財のリテラシーを可視化する「DX検定™」を受検された方々の声をお伝えする、インタビュー企画です。
受検のための学習を通してどのような変化があったのか、情報収集や学習はどのように取り組んだのかなど、お話を伺いました。


◇受検者インタビュー Vol.2

始めは用語が全くわからず、発奮。スコアが伸び自信がつきました。今でも中吊り広告のワードなど、自分から拾いに行き調べています。

 

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CASマネジメント株式会社
鷲田 友美さん

2018年受検 ITBTR検定:スコア812 [DXプロフェッショナル2018]

神奈川県在住。機械設計、DTPデザイナー、建築設計・現場代理人、業務管理、秘書等の経験を経て、2017年よりNTTラーニングシステムズ社にて派遣スタッフとして研修対応業務に従事。そこでの業務経験を活かし2019年4月より現職。女手一つで2人の息子さんを育て上げたシングルマザー。


これまでの経歴と、現在のお仕事の内容について教えてください。


異色といわれるのですが、これまで機械設計、DTPデザイナー、建築設計・現場代理人、業務管理、外資系企業での秘書等の多彩な仕事に関わってきました。ある時期、正社員で働くことに疲れてしまい、2017年からNTTラーニングシステムズ社にて派遣スタッフとして働いていました。
その縁でお声がけいただき、この4月からまた社員として転職し、現職ではNTTラーニングシステムズ様の研修運営サポートを担当しています。


受検のきっかけは何でしたか?またなぜ挑戦されようと思われましたか?


2018年当時の所属先上長から、チーム全員に向けてアナウンスがあったのがきっかけです。
自身のスキルアップと業務に役立つのではないかと志願しました。
もともと何かを学んだりするのは好きで、これまでも業務に関連した資格「管工事施工管理技士」や「証券外務員一種」「ファイナンシャル・プランナー」等を取得してきました。きっかけがあれば、資格は積極的に取得したい。知識の幅を広げて知らないことを吸収できるなら、という思いもありました。


どのように学習されましたか? またそれはどのぐらいの期間ですか?


通勤時間がドアtoドアで1時間半ほどかかったので、毎日の通勤時を利用し、スマホで「NET*ITBT」のeラーニングを実施していました。
最初は本当に用語がわからなくて・・・。結果を見ると本当に点数が低くて「あ、私知らなすぎるんだ!」とやる気がわいて、毎日30~40分ほど学習していました。結果の推移が棒グラフになって見られたのですが、最初は低かった点数が少しずつ伸びていき、最後は満点に近くなってきて、達成感もありました。


学習から受検を通した、率直な感想をお聞かせください


平日はほぼ毎日学習していたため、気持ち的には満点狙いで本番に挑みました。
ですが、いざ本番の検定を受けると、知らないこともまだまだ多く、玉砕した感じでした。
結果的には800点以上のスコアが出て嬉しかったですし、上位だったと聞き驚きました。
ほとんど用語がわからなかったところから、ここまでスコアが伸びたことで、自信がつきましたね。


受検を通して、何かご自身に変化はありましたか?

▲「管工事施工管理技士」や「証券外務員一種」「ファイナンシャル・プランナー」資格の取得経験から、集中学習でハイスコアを獲得された鷲田さん。母が学習する姿勢は、二人の息子さんにも良い影響があったとのこと。


すごくプラスになったと思います。例えば前職で担当した研修で受講者の方々の話の中に、学んだキーワードがたくさん出てきて。「このワード知ってる、これも知ってる!」と何を話しているか理解できたんです。今でも例えば中吊り広告のワードなども自ら拾いに行って、調べたりするようになりました。

そしてやればできる。数字で表れる!と同時に、合格で終わりではない、というのが、いいですよね。2018年に高得点を取っても、何も学ばなければ2020年には高得点は取れないところがいいと思います。
私も年齢的に何かに挑むということに躊躇しがちですが、また検定に挑みたいという気持ちです。

本検定の学習は、どのような役にたつと思われますか?


この学習を通じて得た知識の幅を、仕事に生かしていけると思っています。研修担当をさせていただいていますので対応する研修に幅が出ると思います。
また4月の転職の際は履歴書にもしっかり記載しました。



今後どのようなキャリアアップを目指していらっしゃいますか? またそのためには何が必要でしょうか?


自分を育てる=人を育てる=会社を育てるというように繋げていきたいと思っています。
必要なものはたくさんありますが、人間性と固定観念をゼロに戻す冷静さと、柔軟に変化し進化する心、一番はホスピタリティを大事にしていきたいと思います。



本日はお忙しいところ、貴重なお話をありがとうございました。