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 開発の背景には、人の働き方と教育の変化があります。近年、派遣社員など頻繁に職場を変えるケースでは、本来、年長者から伝えられるべき仕事上の知恵・ノウハウが若い世代に伝わりにくくなっていることがあげられます。コミュニケーションスキルなどは、一緒にいる先輩などが若い世代に助言することでスキルアップしていきますが、現在の働き方では、困難なケースが増えており、新しい教育サービスが必要とされているのです。コミュニケーション能力などの、いわゆる対人能力系は、OJTや集合研修で身に付けていくのが普通ですが、派遣社員などには、これに代わる教育サービスが必要と判断し、ネクストエデュケーションシンクでは2年前から研究を続けてきました。今回、携帯に便利で、購入が簡単な一般書籍とインターネットを使ったオンラインテストの組み合わせで、遠隔地の人材でも一斉に教育し、習得度を客観的に数値化できる診断サービスを開発、商品化いたしました。

* 2004年に日本経団連が会員企業を対象に行った「新卒者採用に関する調査」では、選考時に最も重視する要素として、「コミュニケーション能力」を第一位に挙げた企業が75パーセント。そして2005年もほぼ同様の結果でした。

*NET通信にて大好評連載中、「芦屋広太の“人を動かす言葉”」
     -> バックナンバーはこちら

★簡易版セルフチェック実施中
たった10分間で、あなたのコミュニケーション能力を無料でセルフチェックすることができます。ぜひご体験ください!

※ 本デモは簡易版です。正式版は本書をお買い上げになられると実施することができます。

*アンケートページから本ページへ戻ってしまう場合は、ブラウザ等のポップアップブロック機能を一旦無効にしてください。
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◆芦屋広太の『仕事がうまくいくコミュニケーションの技術』セルフチェックの選択肢には、問題のシチュエーションに応じた行動の重み付けがそれぞれ施されています。出題されるセルフチェックの問題数はランダムでストック数も出題数の数倍が用意されています。セルフチェックはインターネットにつながる環境があれば、24時間いつでもどこでも何度でも無料でトライでき、全国規模でのスキルランキングを確認することができます。ぜひチャレンジしてみてください。

■問題例(あなたはどのような行動をとられますか?)

あなたは、部下のA君から「取引先との契約について法的な問題が生じているので、相談したい」との話を受けました。しかし、あなたは、法律や契約についてあまり詳しくありません。この場合、どのように対応しますか。選択肢の中から、あなたの考えまたは行動に最も近いものを1つ選択してください。

■選択肢

1.会社の法務部門の担当者に連絡し、「部下のAの相談にのってほしい」と依頼を行い、A君に引き続き検討を続けさせる。
2.A君に話を聞き、事情や何が問題かを詳細に把握する。この上で、法務部門の担当者の所に行き、相談し、A君とともに検討する。
3.A君に、「分かった」と伝える。その後、A君の上司のB主任を呼び、A君が言っていたことを伝え、対応しておくように伝える。
4.A君に何が問題かを詳しく聞き、専門書や雑誌などで自分で調べ、その知識をA君に教えて対応させる。
5.自分は法律に詳しくないため、A君と一緒に上司に相談し対応を協議する。

                 
 
■目次構成                  
第1章 コミュニケーションの重要性を知る
「君の仕事がうまくいかない理由がわかるか?」

第2章 コミュニケーションがうまくいかない四つの理由
「君の提案書は文字の羅列にしか見えないよ」
「君は若くて経験がとぼしいから、言葉の怖さを理解できていない。不用意な言葉が、解決困難な問題をもたらすことがある。大切なのは、準備すること。この意味がわかれば、君の能力は向上するはずだよ」
「議事録は会議の前に書く。この意味がわかるか? ただ人を集めて、意見をいわせるだけじゃだめなんだよ。自分の思う通りの結論に誘導する。この力を身につけなきゃいけないんだ」

第3章 エリア分けコミュニケーションで相手を動かす
「人がどんな理由で動くのか、よく考えるんだ」
@―人を動かすコミュニケーション
A―四つの分類からコミュニケーションを考える
B―「行動のインセンティブ」を与え続ける
     〜エリア@の人へのアプローチ〜
C―その人自身に「仕事上の目標」を理解させる
     〜エリアAの人へのアプローチ〜
D―命令権のない相手は喜ばせて動かす
     〜エリアBの人へのアプローチ〜
E―やる気がない、命令もできない相手とはつき合わない
     〜エリアCの人へのアプローチ〜

第4章 仕事がうまくいくコミュニケーション能力をみがく
「君はわかっていても、それを伝えられなければだめなんだ」
@―相手を説得するコミュニケーション
A―部下を育てるコミュニケーション
B―他人の協力を得るコミュニケーション
C―リーダーシップ獲得のコミュニケーション
D―提案を成功させるコミュニケーション
E―問題を解決するコミュニケーション

第5章 うまくいくコミュニケーション 実践編
「一緒にやっていこう。僕と君たちで成功させようよ」
@―機会を逃さず、正しい情報を集めた
A―メンバーに「ミッション」を強く認識させた
B―成功に対する動機づけを行った
C―個別に「行動のインセンティブ」を与えた
【発行元】                
・株式会社PHP研究所
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