2015年12月３日（木）13:30〜、アットビジネスセンター東京 302号室にて、＜次世代リーダー人財育成セミナー＞ 「人間力 再考」が開催されました。
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お陰様でスタートから満席の中で、「いま日本企業が必要としている次世代リーダー人財育成」という喫緊の課題につきまして、 広くグローバルな視点から、経営、人事、人財開発、人財育成、組織変革などの実践に創造的に関わって来られた、 我が国の人財育成シーンをリードされていらっしゃるご経験豊かなご講演者・パネリストの皆様から、 時代の本質をついた熱い議論、創造的なご意見が交わされました。 |
| また、企業の経営者、役員、経営企画部門、人事・人材開発部門の責任者の方々、担当者の方々が多数出席され、イノベーション人材や、人間力の育成への関心の高さが伺えました。当日の模様について開催レポートをお伝えいたします。 |
▽当日のプログラムはこちら
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開場 13:10 開演 13:30
1部：13:30−14:15（45分）
石山恒貴氏（法政大学大学院教授）
「主体性と自律性を育む人事とキャリアの仕組み〜自分で考え、行動すると
人間力が高まる〜」
多くの企業が、社員の才能（タレント）、とりわけその強みを活かすことが、競争優位につながると認識しています。社員の主体性と自律性を伸ばすことこそ才能の醸成につながり、また人間力につながります。本講演では、主に企業事例を中心に、社員の才能を伸ばすための主体性と自律性を育む人事とキャリアの仕組みについて情報提供いたします。
2部：14:15−15:00 （45分）
奥村幸治氏 (「本郷人間塾TM」塾長・心理学博士）
「人間力再考〜ビジネスで必要な人間力の育成とは」
オールラウンドの能力を持つ必要はないが、人間力を持った突出した能力の持ち主が世界をかけめぐる。そのような人のもとで働く部下は伸びる。組織も活性化する。人間力を身につける方法とは？方法は簡単ではない。忍耐と鍛錬が必要である。自分勝手ではない。人を受容できる心がある。心が成長している人でもある。
（10分休憩）
3部：パネルディスカッション：15：10−16:40 （90分）
テーマ：「いま企業のリーダー人財に必要なコンピテンシー 「先見性」「イノベーション」「主体性」「人間力」の育成について」
・パネラー：
家田武文氏（ＮＴＴデータユニバーシティ取締役）、
石山恒貴氏（法政大学大学院教授）、
奥村幸治氏（「本郷人間塾TM」塾長・心理学博士）、
パトリシア・ロビンソン氏（一橋大学大学院准教授）
・ファシリテータ：斉藤実
4部：16:40−17:20 （40分）
斉藤実（ネクストエデュケーションシンク代表取締役）
「人間力・コンピテンシーの可視化と次世代リーダー・組織人財の育成について」
継続的に成果を上げる企業組織の構築、イノベーション人財の育成には、人間力、コンピテンシー、リーダーシップ、ＩＴ力、イノベーション力等を客観的・総合的に可視化し、組織の人財力を正確に把握した上で自社の経営戦略に繋げることが重要です。自社組織とマッチする最適リーダー人財の発掘・採用、適材適所の部署配属、人間力を中心とする人財育成で成果を上げる先進の客観的・科学的な仕組み、事例について紹介します。
質疑応答 17:20−17:30
終演 |
▽開催レポート
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まず、第1部は法政大学大学院教授の石山恒貴氏から、現在の日本の人事部が抱える課題と、その対応策といえる「主体性と自立性を育む人事とキャリアの仕組み」によって人間力を高める考え方についてお話いただきました。
石山氏はＧＥのバリューから始まり、講演後半部分では、実際に従業員の「主体性と自律性」を育む取り組みを行い、成果を上げられている国内外のいくつかの企業の事例を、実際の企業名を出しながらご紹介いただきました。
来場者の皆様からは、参考になった、役に立ったとのお声が聞かれました。 |
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続いて第2部は「本郷人間塾(TM)」塾長で心理学博士の奥村幸治氏から、発達心理学的見地に基づく「人間力」の育成と、その手法についてお話いただきました。
とくに「個体発達分化による成長論」から、人間力に必要な要素を「自律性」「自主性」「勤勉性」と３つ挙げ、そのポイントとなる人間力育成の課題について、現代のビジネス社会においていかに育成するか、具体的な示唆が本質的で役立った、という声が多数見られました。 |
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休憩をはさみ、第3部の「パネルディスカッション」では、石山氏、奥村氏に加え、ビジネス界からは、NTTデータユニバーシティ取締役相談役の家田武文氏、日米両国でビジネスの経験も豊富な、一橋大学大学院准教授・パトリシア・ロビンソン氏にも登壇いただきました。
モデレーターは、弊社代表の斉藤実が務めました。
・いま「日本企業が置かれた現状と課題」について
・これから５〜10年先までの、日本企業の人財戦略とは
・これからの次世代経営者、次世代リーダー人財はどのような人財か、またどんなコンピテンシーが重要か
・一般的なアセスメントのプロセスについて
・日本の企業人財の強みとは
といった企業人財の議題について、専門の異なるそれぞれの立場から活発な意見が交わされました。 |
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続いて第4部は、弊社、ネクストエデュケーションシンク代表の斉藤実が、いま企業を継続的に成長させるイノベーション人材、リーダー人財の採用と育成のための「人間力・コンピテンシー」の可視化の重要性についてお話いたしました。
加えて、人間力診断サービス他の統計データから可視化した科学的、客観的な組織分析や、経営戦略における有効性といった、具体的な事例や内容もご紹介しました。 |
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上記のセミナーにご興味・ご関心をお持ちの企業様、ご担当者様は、以下までお気軽にお問合せください。担当より資料を進呈いたします。
＜ご参考：講師プロフィール＞
■石山恒貴氏
法政大学大学院 教授
一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科経営情報学専攻修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻博士後期課程修了、博 士（政策学）。一橋大学卒業後、日本電気（NEC）、GE（ゼネラルエレクトリック）、バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社執行役員人事総務部長を経 て、現職。ASTDグローバルネットワークジャパン理事
■奥村幸治氏
R.C.Bennion代表。NET顧問。「本郷人間塾TM」塾長。立教大学大学院ビジネススクール講師。立教大学ビジネス・クリエーター創出センター研究員。東京福祉大学心理学講師。さめじまボンディングクリニック心理カウンセラー。NPO国際ボンディング協会理事。
ブリガム・ヤング大学カウンセリング心理学博士課程修了（心理学博士）。
ユタ州ISAT心理セラピスト、ユタ州立ユタバレー大学ウェルネスセンター・心理カウンセラー、行動心理学部講師、ファイザー製薬株式会社、日本DBM株式会社、リクルート・ワークス研究所、PDIを経て現職。
■家田武文氏
ＮＴＴデータユニバーシティ 取締役相談役。立教大学経済学部経営学科卒業、産業能率大学にて各種通信教育開発。営業戦略、経営戦略、組織開発に関するコンサルテーション等に従事。
その後、アンダーセンコンサルティング（現アクセンチュア）にてチェンジマネジメントグループ マネジャー、ヴェクタントASP開発部長。2001年〜2015年、NTTデータ 人事部人財開発担当部長、NTTデータユニバーシティ 代表取締役社長、2015年より現職
■パトリシア・ロビンソン氏
一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 国際経営戦略コース 准教授
MITのスローンスクール経営学大学院にてMBAおよび博士号を取得。博士論文は、マネージメントアカデミーとインターナショナルビジネスアカデミーより国際ビジネスの分野での最高の博士論文賞を受賞した。また、フルブライト奨学金を2度獲得し、NTT・労働研究機構・カリフォルニア大バークレー校で研究活動を行っている。また阿部フェローシップ研究奨学金を獲得した。ニューヨーク大学およびハーバード大学にて教鞭をとった経験がある。組織の変化を専門に研究している。2002年より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科の准教授。
■斉藤 実
株式会社ネクストエデュケーションシンク代表取締役
哲学教育系雑誌編集長を経て、株式会社アスキー入社。同社にてPC系技術マニュアルOEM編集長、教育メディア編集長、健康系編集長を経て、スキル・コンピテンシー診断、ｅラーニング・研修専門の教育サービスベンチャーである株式会社ネクストエデュケーションシンクを起業し、代表取締役社長。「本郷人間塾TM」理事長。イノベーション融合学会 専務理事。スキル標準ユーザー協会 教育企画委員会 副委員長。ITSS認定コンサルタント／人財育成コンサルタント
以上
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