
生成AIの普及とデータ利活用の高度化により、DXの成否は個別のデジタル施策ではなく、事業変革を継続的に生み出す「組織能力」として問われる局面に入っています。
一方で企業では、PoCは実施できても全社展開・収益化・再現性の確保に至らない、部門最適のツール導入に留まる、データ基盤や品質管理・ガバナンスが弱くAI活用がスケールしない、事業・IT・データ・デザインが分断される、といった課題が顕在化しています。
さらに人材面でも、採用偏重や特定人材への依存により、役割定義が曖昧なまま育成・配置・評価が属人的になりがちです。
これらを背景に、2026年4月16日に経済産業省・IPAより「デジタルスキル標準 ver.2.0(DSS ver.2.0)」が発表されました。2022年12月の「デジタルスキル標準」策定以降、約3年半ぶりとなるメジャーバージョンアップです。
(参考:経済産業省「デジタルスキル標準」ページ )
大きな変更ポイントとして、「人材類型」から役割群としての「類型」へ整理し、ロールの見直しを通じて実務で使える人材設計を志向。
加えて「データ活用」を「データ整備・活用」へ拡張し、データマネジメント類型やAI実装・運用/AIガバナンスを明確化することで、全社横断でデータを資産化し、育成と配置を連動させる共通言語を提供することを狙っています。
DSSver.2.0の共通スキルリストの学習項目例に基づき、出題範囲を再設計しました。
検定の結果は、個人の強み・伸長領域をDSSver.2.0のカテゴリーの観点で可視化できるレポートに更新します。
法人受検でお申し込みいただいた企業様には、受検結果を企業単位で集計し、育成計画や配置検討に活用できる形で提供します。
公式eラーニング「DX Study™」をご購入の個人・企業様には、DSSver.2.0の概要やver.1.2からの変更点を効率的に学べる動画コンテンツを提供します。
共通スキル項目の全体像に加えて、DSSver.2.0から新たに学習項目例に追加された主な用語の解説も行っています。

